覚えておいてほしい5つの基本


婚活で失敗しないために、お相手が望むコミュニケーションをするために覚えておいていただきたい基本の5つは、『フィーリング』『話の盛り上げ方』『話し上手・聞き上手のコツ』『はじめましての挨拶』『別れ際の挨拶』です。

【フィーリング】

「フィーリングが合わなかった!」「価値観が違った!」「結婚のイメージがわかなかった!」というこのセリフを耳にしたことのある方は、少なくないのではないでしょうか?

お断りする側としては簡単に使いがちな言葉ですが、実はものすごく曖昧で、言われた側は何がいけなかったのかさっぱりわからない...ということになりがちな言葉です。


では、どうすれば良いのか?フィーリングってなに?
フィーリングというのは、人や物から受ける直感的で漠然とした感じ、いわゆる話の内容以外の部分です。


例えば、声の大きさ。
声は大きすぎると一緒にいて恥ずかしいですし、小さいと聞こえない。
声のトーンを変えるだけで、一瞬で感じのいい人になることもできるのです。


例えば、スピード。話し方。会話のテンポ。
これらの部分が合わないと人は違和感を覚えるもので、残念なことに一度違和感を覚えるとその後どんなに楽しい話をしてもなかなか挽回は難しいのです。


「声の表情」というのは凄く大切なのに意識していない方が殆どなので、今日からぜひ 意識してみてください。

【話の盛り上げ方】

お見合いやデートのお断り理由には、「話が盛り上がらなかった!」「共通点が少なかった!」「沈黙が辛かった!」という理由も少なくありません。


実はこれ、男性だけに限らず、女性も同じです。
話が盛り上がらなかったと感じたとき、お相手だけが悪かったのでしょうか?
自分も、話を盛り上げようという努力をしたのでしょうか?


会話が続かない人には、共通するある特徴があります。
それは、情報だけのやり取りをして、話を広げられていないという特徴です。


本当に知りたいのは「お互いに目の前のお相手がどんな人なのか?」のはずなのに、「私はこんな人です!」というのを伝え合うことができていない方が目立ちます。


【趣味が旅行の場合のありがちな失敗例】
「趣味が旅行と書いてありましたけど、どんな所に行ったんですか?」と場所を訪ね、自分はそこに行ったことがあるかないかを伝えているケースがものすごく多いです。

そしてその後、
「どんな景色が良かったのか?」「何を食べたのか?」「いつ行ったのか?」「誰と行ったのか?」「何泊で行ったのか?」など、そのようなことを一通り聞いて旅行の話が終わり、そこからまた次の話題を見付ける...という繰り返しをしている方が多いのです。

そんな経験、ありませんか?

これだと、お相手がいつ誰と何処に行って、どんな景色を見て、何を食べたかという情報を知っただけで、他には何もわかりません。
これでは、ただ情報のやり取りをしているだけということになります。


【大事なのは「感情」のやり取り】
情報ではなくて「気持ち」に焦点をあててみるだけで良いのです。

例えば、旅行の話をしながらこんな質問をしてみては如何でしょうか?
「旅行に行く時って、何日くらい前から準備するのですか?」という質問。

これを聞くことで、「前日です!」とか、「2週間くらい前から少しずつ準備します!」とか...その答えによって、「几帳面なタイプなのかな?」とか、「旅慣れしていて手際が良いのかな?」など、その方の性格や生活習慣がわかるわけです。

他にも、「旅行はホテルでゆっくりする派なのか?」「アクティブに観光する派なのか?」とか、「予めお店を調べて予約をするタイプなのか?」「思いつきで行ってみるタイプなのか?」とか。

このような質問をすることで、旅行というキーワードを通して、お互いがどんな人なのかを知るきっかけになるのです。

情報のやり取りをするだけでは会話は続かずお互いに疲れてしまうものですが、程よく質問をはさみながら、自分のことも少し話しながら会話を広げていくと、ラクに楽しく話ができるようになっていきます。
あなたもぜひ、試してみてください。

【話し上手・聞き上手のコツ】

コツは、笑顔で相手の話を聞き、相手が言ったことを繰り返し言葉にすることです!

笑顔で姿勢よく、程よく相槌を打つこと。

会話の途中でどこを見れば良いかわからなくなった時は、一旦目線をお相手の鼻や口元へ落としてから、また目を合わせてみると自然な感じで話ができます。

相手が言った感情ワードを繰り返すこと。

ネガティブな言葉を ポジティブな言葉に言い換えること。

無理して話を探すよりも感じよく反応しながら聞く方が良い場合もありますので、自分は会話が苦手だな...と思う方は、ぜひ実行してみてください。

【はじめましての挨拶】

例えば、あなたに会うためにお洒落をしてきてくれたお相手の「服装」を褒める。
今日お会いするのが「とっても楽しみだったこと」や、「会えて嬉しい気持ち」を伝える。

こんな風に、お相手の心に残るポジティブな言葉からスタートするだけで、その後お二人の時間がより楽しくなります。

大事なのは、最初の「声のかけ方」と、その時に使う「言葉」です!

人は最初に頭に入ってきた言葉に強い印象を持ちますので、この一言をどう伝えるかでお相手の心を動かすことができるのです。

ちょっと苦手~という方は、一緒に練習してみませんか?

【別れ際の挨拶】

終わり良ければ総て良し!
意識していただきたいのは次に繋げるための印象に残る言葉です!

もしもちょっとでも「また会ってみたいな」と思ったならば、その気持ちをストレートに「言葉」にして伝えてみませんか?

受け身ではなく少し積極的にご自分の気持ちを伝えるようにすると、次に繋がる確率はグンと上がります。

万が一「今回はご縁がなかったかも⁉」と思っても、貴重な時間を一緒に過ごせたことに「感謝の気持ち」を伝えてみることをオススメします。


【まとめ】

お見合いの後、また会いたいと思っていただくためには「ポジティブな言葉」からスタートします。
情報のやり取りではなく「感情」のやり取りをし、「聞き上手」になること。

最後は次に繋げるために、「印象に残る言葉」をストレートに伝えます。
もう二度と会えないかもしれないお相手と過ごしたこの時間に「感謝」し、その「気持ち」をしっかり言葉で伝えましょう。


大事なことは、視覚・聴覚・言語の3つが互いに補完し合い一致するときに、お相手に伝わる力が確実にレベルアップするということです。

例えば、コーヒーを美味しいと伝えたいとき。
美味しいという気持ちが伝わる「表情」で、「声」で、「言葉」で伝えるということ。
ここに不一致や矛盾が発生した時には、相手は違和感を覚え 不信感が高まります。

例えば、部下の話を聞くとき。
仕事の手を止めず、他のことを考えながら適当な相槌を打って曖昧な返事をしていると、部下のあなたへの不信感がどんどん高まっていく...そんな経験、ありませんか?
部下がなかなか信頼してくれない...という方は、言葉以外の視覚・聴覚の部分も意識してみることをオススメします。

婚活で失敗しないために、「視覚」「聴覚」「言語」の3つが互いに補完し合い 常に一致するようなコミュニケーションの取り方を、あなたも手に入れてみませんか?


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